イタリアンレストランを開業するにはどのような流れがあるのかを紹介します。
人気のイタリアンはたくさんありますが、その中で生き残るためにはこの店舗にしかない魅力を明確に打ち出し、ニーズに沿ったエリアや空間を選ばなければなりません。
イタリアンを開業するまでの流れと、開業後成功するコツについて見ていきましょう。
イタリアンを開業するまでの流れとしては、まず食品衛生責任者の資格を取得しなければなりません。
その後出店したい店舗探しです。店舗を見つけるコツは下記でも解説しますが、人通りが多いエリアやゆったりくつろげるエリアなど、開業するイタリアンのコンセプトに合わせた物件を選びましょう。
飲食店を開業するには保健所の許可が必要です。厨房機器などを設置して、保健所が指定する条件をクリアしなければなりません。
営業許可を得たら内装工事やメニューの考案、宣伝などをして、オープンに辿り着けます。
飲食店の開業には冷蔵庫や作業台、シンクなど、一通りの厨房機器を揃えなければなりません。
さらにイタリアンならではの設備についても紹介するので、必要なアイテムを事前に書き出して把握しましょう。
ほとんどの飲食店で必要なガスコンロですが、イタリアンでは火を使った料理が非常に多いです。
パスタやスープを同時に調理するためには複数のコンロが必要です。
火力が弱いと最適な調理方法ができなかったり、提供に時間もかかります。
ガスコンロの口数と火力は事前に確認してください。
イタリアンではピザを提供するところが多いです。
ピザをより美味しく仕上げるためのピザオーブンやピザ窯は、イタリアンならではの調理器具です。
店先に本格的なピザ窯を設置して集客を狙う方法もありますので、機能性だけでなくデザイン性も確認しましょう。
提供する料理に合わせたワインを保管するためのワインセラーも必要です。
ワインセラーには厨房用の大きなものから、客席エリアに設置してインテリアとしても役立つスリムなものまでさまざまなデザインがあります。
最適な温度を維持できるもの、最適な本数を保管できるものなどを選びましょう。
イタリアンの開業を成功させるにはまずコンセプトを明確にする必要があります。
イタリアンといっても簡単なカフェ形式のものからフルコースを楽しめる高級店までさまざまです。
どんな客層を狙うのか、どんな料理を提供するのかを明確にすることで、物件探しや内装工事、メニューの考案や価格設定をしやすくなります。
手軽に本格イタリアンやワインを楽しめるイタリアンなら駅前など人通りが多いエリア、高級感のある落ち着いた料理、空間を提供するイタリアンなら閑静な住宅街など、出店するエリア選びも成功を大きく左右します。
イタリアンの開業までの流れと必要な設備、さらに成功するためのポイントを紹介しました。
イタリアンレストランと一口に言っても、その形式や提供するメニューなどはさまざまです。
コンセプトを明確にした上で物件を選び、必要な設備は何かを充分に考えるようにしましょう。
飲食店は開業してからが重要です。成功するために必要なポイントもしっかり確認しましょう。