人気のたこ焼きチェーン店5選

今では海外でも親しまれる日本の代表的なB級グルメのたこ焼き。全国各地で楽しめるたこ焼きチェーン店で人気のお店を紹介します。

日本におけるたこ焼きの歴史

たこ焼きは、1935年(昭和10年)に大阪で誕生したとされています。そのルーツをたどると、関西で親しまれていたいくつかの粉もの文化に行き着きます。

たこ焼きのルーツ(1920年代~1930年代)

「ラヂオ焼き」たこ焼きの直接の祖先とされる食べ物です。牛スジ肉やこんにゃくを具にした小麦粉生地の焼き物で、大阪・明石の「明石焼き(玉子焼き)」とも関連があると考えられています。

たこ焼きの誕生(1935年)

大阪の「会津屋」の初代店主・遠藤留吉氏が、ラヂオ焼きを元にタコを入れるスタイルを考案しました。これが現在の「たこ焼き」の始まりとされています。

戦後の普及(1950年代~)

焼き台やたこ焼き器が広まり、家庭や屋台でも作られるようになります。ソース味が主流になり、現在のたこ焼きスタイルが確立したといえます。

全国への広がり(1970年代~)

1970年の大阪万博を機に、大阪の粉もの文化が全国的に注目されるようになりました。この頃から東京などの都市部にもたこ焼き店が増え始めます。

家庭用たこ焼き器の普及(1980年代~)

家庭用の電気たこ焼き器が登場し、家庭で気軽に作れるようになったことで、たこパ(たこ焼きパーティ)という文化が定着しました。」

海外進出(2000年代~現在)

日本のストリートフードとして、アジア・アメリカ・ヨーロッパなどで人気となり、海外では、タコの代わりにチーズやエビを入れるアレンジもあります。
 
2025年の今年の4月13日から10月13日まで大阪夢洲で再びおこなわれる大阪万博でも、大阪関西の食文化であるたこ焼きの歴史や作り方などを面白く楽しく紹介する展示的物販パビリオンが展開される予定です。

日本でたこ焼きが人気の理由

たこ焼きは、大阪発祥の粉もの料理として全国的に人気があります。たこ焼きは、安くて美味しく、独特の食感、みんなで楽しめるという魅力があり、日本中で愛されています!その理由をいくつか紹介します。

手軽に楽しめるB級グルメ

たこ焼きは安くて美味しいのが魅力です。

  • ・屋台や専門店で気軽に買える
  • ・家庭でも作りやすい(たこ焼き器の普及)
  • ・冷凍食品もあり、手軽に食べられる

外はカリッ、中はトロッの食感

たこ焼きの絶妙な食感がクセになります。

  • ・外側はカリカリ、香ばしく焼ける
  • ・中はとろっとしていて出汁の旨みが広がる

アレンジの幅が広い

基本のたこ焼きだけでなく、色々なアレンジを楽しむことができます。

  • ・ソース & マヨネーズの定番トッピング
  • ・チーズ、明太子、キムチなどを具材にアレンジ
  • ・だしにつける「明石焼き風」の食べ方も人気

みんなでワイワイ楽しめる

「たこ焼きパーティー(たこパ)」という文化があります。

  • ・友達や家族と一緒に作って盛り上がれる
  • ・具材を自由に変えて、オリジナルたこ焼きを楽しめる
  • ・小さい子どもから大人まで楽しめる料理

大阪のソウルフードとしての影響

大阪の食文化といえば、粉ものといわれるお好み焼きやたこ焼きです。

  • ・お好み焼き、焼きそばと並ぶ大阪の名物
  • ・大阪人のソウルフードとして、テレビやメディアでもよく紹介される
  • ・大阪万博(1970年)を機に全国へ広がった

日本食ブームとともに海外へ進出

  • ・日本のストリートフードとしてアジアや欧米でも人気
  • ・タコの代わりにエビやチキンを入れるアレンジも
  • ・日本食ブームとともに海外のイベントでも見かける

人気のたこ焼きチェーン店5選

築地銀だこ

全国展開されている銀だこでは、外はパリっと、中はとろっとした食感が人気です。”パリッ!”とした食感を生み出す銀だこオイルは体にやさしいコレステロールフリー(=0ゼロ)のコーン油100%を使用しています。

中はトロッ!としたベースとなる生地は、オリジナルのミックス粉を使用し、海の香りが引き立つあおさの他、様々な魚介だしや素干しえびの粉、新鮮な卵などを加え、毎回店内で混ぜ合わせ、手間ひまをかけて仕込んでいます。

そしてぜったいうまい!! たこ焼”の主役である「タコ」は、世界中の産地から上質なタコのみを厳選し使用しています。新鮮なタコを独自の手法で塩もみし、ひとつひとつ丁寧に「手切り」しています。

水揚げから加工・配送まで徹底した温度管理を行い、新鮮な状態のまま全国の店舗へ届けます。噛めば噛むほど旨味が出る、”プリップリのタコ”は築地銀だこの一番のこだわりであり、誇りです。

道頓堀くくる

東日本から西日本までのチェーン展開の道頓堀くくるは、たこ焼はエンターテインメントであると考え、見ても楽しく、食べても楽しいたこ焼きを目指しています。

くくるは魅せるたこ料理専門店として、おいしいのは当たり前、驚きや楽しさで世界中の人々を元気にしたいと考えています。華麗なる目打ち捌きに、大迫力のおっきなタコ。大阪のド真ん中からたこ焼やコナモンの魅力を全世界に発信します。くくるのたこ焼きは外はふわっと、中はとろっと大きなタコ入りが人気の秘密です。

たこ焼き道楽わなか

大阪を中心に北海道と福岡に店舗があるたこ焼き道楽わなかでは、千日前に寿司屋や菓子屋を営んでおり、近所の子供に親しまれていた町によくある店でした。

その軒先でたこ焼を焼き始めたのが 現在のたこ焼としてのわなかのルーツになります。そのままでもおいしい、わなかのたこ焼の秘密はキメの細かな小麦粉、程よいダシと塩味で絶妙な味の生地です。

また紅生姜ではなく無着色の塩生姜、カリっと食感を生む天かす、そして旨みたっぷりの主役のたこで熱伝導率の良い銅板で強火で一気に焼き上げることで外はカリっと、中はとろりとろける食感です。オンラインで冷凍を購入して楽しむこともできます。

あほや

東日本、西日本、新潟に店舗を展開するあほやは、「あほみたいにおいしい」、「あほみたいにおもしろい」、大阪人が愛し続けるこの「あほや」の言葉同様に愛されるお店になっていけたらなぁとの思いでついたインパクトの大きなネーミング。さめてもおいしいを考えました。

さまざまな素材をブレンドし、長い年月を経てたこ焼『あほや』のオリジナルな生地が完成しました。生地そのものにも味がある秘伝の生地となりました。こだわりのたこ焼きだけでなく、たこ焼とチーズを玉子で包む、ちょっと変わったオリジナリティ溢れるアイディアメニューのぺちゃ焼きも人気となっています。

甲賀流

関西を中心に展開されているチェーン店です。素材だけでなく、マヨネーズ、ソース、かつお節や青のりなどのトッピング、そして焼き方にまで、すべてに究極にこだわりと情熱を注いでいます。昆布・イリコなど7種類のダシベースに山芋・その他の隠し薬味数種を配合しています。

焼き色のつき方や生地の独自の膨らみ方を今の形にするために研究をかさね、こだわりの配合で焼いた生地にりんごとたまねぎたっぷりのフルーティーな特製ブレンドされたソースをかけ、卵の黄身だけを使用して酸味を押さえた特製マヨネーズ、特選青海と花かつおを贅沢に裁断して使用しています。

まとめ

たこ焼きチェーン店によってそれぞれのこだわりがあります。このようにたこ焼きは多くのアレンジができる点でも人気のグルメとなっているのです。関東や関西によって好みのたこ焼きが違うことを考慮すると色々なタイプのたこ焼きが存在するのは納得といえるでしょう。

さまざまなたこ焼きチェーン店のたこ焼きを食べ比べてみるのもいいかもしれません。


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