和食店の内装を考える際に取り入れたいデザインを紹介します。
和食店には高級店、居酒屋、創作和食店などさまざまなスタイルがあります。
提供する料理やターゲットとする客層も鑑みて、より適した内装を考えてみてください。
まずは和食店の内装デザインのコツを3つ紹介します。
雰囲気の良い内装にすれば、お客様も居心地がよく客単価やリピーター率を上げられます。
内装から売上アップを目指していきましょう。
和食店は海鮮を売りにしているところが多いです。
豊富な海鮮をアピールしたい場合は生け簀を取り入れましょう。
店頭やカウンターに小さな生け簀を設置するだけでも本格和食店の雰囲気が楽しめます。
中央に巨大な生け簀を設置すれば、インパクトのある内装にもできます。
カウンターは和食店には欠かせません。
木製の暖かみのあるカウンターがとくに人気です。
カウンターのデザインは和食店の雰囲気を大きく左右します。
木材の材質や形にとことんこだわりましょう。
掘りごたつは和食店で人気の内装です。
複数人での食事の際にテーブル席よりも和の雰囲気を楽しんでもらえます。
座敷は足が不自由な方には辛いこともありますので、ゆったり楽しんてもらうためにも掘りごたつはおすすめです。
和食店の内装をデザインする際に気をつけたいポイントを紹介します。
よかれと思ったデザインも、逆効果になってしまう可能性があるので事前に注意しましょう。
白などの明るい色は爽やかで開放感を与えてくれますが、その分汚れが目立ちやすいです。
油汚れ、お客様のタバコのヤニなどは毎日お手入れしていても染み付いてしまいます。
明るい色でも汚れが目立ちにくい柄にする、あえて暗い色を選ぶのも方法の一つです。
生け簀も同様に、汚れが目立つと一気に不衛生に見えてしまいますのでお手入れはとくに気を遣いましょう。
暖色系は食欲を増進させ、寒色系は食欲を後退させる心理的な効果があります。
スタイリッシュな内装を目指して黒、グレー、青などの寒色ばかりの内装にすると逆効果です。
せめてカウンターは暖かみのある木材にする、オレンジ系の照明で統一するなどの工夫をしてみてください。
カーテンやのれんの色も重要です。赤、オレンジなどの暖色系のものを選びましょう。
和食店の雰囲気に合わないテーブルや椅子、照明、壁紙などの内装はちぐはぐな印象を与えてしまいます。
モダンな雰囲気も取り入れたいからといってやみくもに洋風な雰囲気の内装を目指すのはやめましょう。
どこか和のテイストを感じさせるデザインの家具、照明、壁紙などを探してみてください。
和食店の内装デザインについて紹介しました。
和食店は内装が非常に重要です。高級感をアピールする、海鮮をアピールする、過ごしやすい雰囲気作りをするなど、どんな店舗にしたいのかをよく考えて内装をデザインしましょう。
その場の印象だけでなく、長年その状態を維持しやすいか、見た目の印象だけでなくお客様が料理をゆっくり楽しめるかという点に着目することも大切です。